分かりそうで分からない夫婦の事情
夫婦の結婚指輪事情は夫婦それぞれです。大切なのは、自分達がどう過ごしたいかにあります。
SNSの発達により、顔を合わせたことが無い人の生活様式まで手に取るように分かるようになりました。夕飯には何を食べているのかはもちろん、家族構成だって分かる時代です。しかし情報社会において意外と見えてこないのが、夫婦の結婚指輪事情。他の夫婦は結婚指輪をどう扱っているのでしょうか。思い切って調査してみました。
結婚指輪はつける?外す?
大手ブライダルサイトが取ったアンケートによると、結婚指輪を着けている人の割合は9割近くいらっしゃいました。ただ「時と場合によっては外す場合もある」と答えた人は、2割〜3割ほどいらっしゃいます。常に結婚指輪を着けている人の割合でいうと、5割〜6割前後ということになります。
常に結婚指輪を着けている人の割合で最も多かったのが、20代夫婦。30代になっても結婚指輪を着けている人はいますが、20代と比べると減っていきます。20代女性となると、結婚指輪を常につけている人の割合は半数にまで落ち込んでいました。少し意外な結果です。
結婚指輪を外す理由
結婚指輪をつけないのには、色々と理由があります。「心が離れた」という寂しい理由ではございません。大半以上は「仕事」が理由でした。
手先をよく使う仕事であれば、指輪は却って邪魔になります。語弊のある言い方になりますが、指に何かついているだけで仕事結果が大きく左右されることも。分かりやすい例は、医療関係でしょう。回答者の中には「仕事の度に結婚指輪の着脱を繰り返したら、いつの間にか着けなくなった」という方も、いらっしゃいました。
大事なのは2人の在り方
致し方のない理由があるとはいえ、結婚指輪をつけないのは寂しいものがあります。もちろん「毎日のつけ外しが面倒」という声も、理解できます。夫婦の数だけ、結婚指輪の事情も大きく変わるのです。
大切なのは、2人がどう過ごしたいのかです。お互いを理解しあいながら過ごしたいと考えているのなら、相手の気持ちに寄り添ってみるのも大切なことです。