分かっているようで分かっていない指輪のサイズ
自分では把握しているつもりでも、意外と把握できていないのが「指輪のサイズ」です。結婚指輪を選ぶ際に、最も大きなハードルとなるでしょう。指輪のサイズは、状況が少し変わるだけでも大きく変わります。人によっては、2号サイズに変化する場合も。
万が一サイズが合わなくなったら、サイズ直しに着手する手もあるにはあります。ただ何回もサイズ直しをすると、指輪そのものが傷む恐れも。自分達に合うサイズを選ぶためにも、指輪サイズのポイントについてまとめてみました。
指輪の平均サイズについて
指輪の平均サイズは、女性8〜10号・男性13号〜18号です。指輪のサイズは身長や体重によって変わりますが、絶対ではありません。一般的に「指輪のサイズが小さい」とされているのは、体型が華奢な人。「指輪のサイズが大きい」とされているのは、体型が頑丈な人でしょう。
ところが体型が華奢だからと、必ずしも指輪のサイズが小さくなるわけではありません。指の関節が太い人になると、華奢な体つきであっても指輪のサイズは大きくなります。平均は「平均」なのです。絶対ではありません。
基本的には号になるが…
指輪のサイズは「号」単位で決められます。1番小さいサイズは1号で、指周りは40.8mm。1号増えるごとに、指周りは1mm増えていきます。よりピッタリサイズの指輪を選ぶのなら、0.5号単位で設定されている店を選ぶのがおススメ。0.5mm単位の調整ができるため、より正確なサイズが把握できるでしょう。
なお海外では「号」ではなく、国によって様々な規格が用いられています。海外ブランドの結婚指輪を検討している方であれば、注意が必要です。
指輪のサイズは本当に難しい
指輪のサイズは、本当に難しいものです。どのサイズを選べば正解かについては、指輪のプロですらも判断が難しいところ。
より正確に判断するのなら、指輪の試着がおすすめです。店舗スタッフに確認を取ってから、色んなタイプの結婚指輪を試着してみて下さい。一生に一度の指輪を選ぼうとしているのです。試着をするのは、悪いことではございません。