京都では今、結婚指輪を手作りすることがちょっとしたブームになっているそうですが、そもそも手作りの定義とはどうなっているのでしょうか?
まず指輪などのアクセサリーは既製品が存在し、結婚指輪も高級ブランドショップなどで高いお金を支払って購入するイメージがありました。
しかしそれだけ人と同じものを買ってしまう可能性も高いですし、人気の高いデザインは数も多くなりますからいくら高いお金を支払っても特別な感じがなくなってしまいます。
そうした思いから手作りにしたいと考える人が増えたわけですが、厳密に言うとすべての工程を自分たちだけでやるわけではありません。
結婚指輪はこれから結婚を控えているカップルにとって非常に重要度の高いアイテムですし、日常的に身に付けるものなのであまりクオリティが低いものを作ってしまうといけません。
また、日常的に身に付けるなら頑丈で劣化しにくい素材を使う必要があるため、できればプラチナや金を使うほうが好ましいですし、一般的です。
プラチナや金を使ったアクセサリーは既製品を買うと高価ですので選択肢も限られていしまいますが、手作りにすると既製品の半額以下で作れてしまいます。
流れとしてはまず工房を予約して、予約した日に工房でプロの職人スタッフのサポートを受けながら作業を進めていくわけですが、実質やることはデザインなどの希望を伝えることとちょっとした作業のみです。
指輪のデザインや形に影響する工程は素人では難しいのでプロの職人スタッフが代わりに行い、出来上がったものを渡すことになります。
デザインや素材にもよりますが出来上がりまで1か月から2か月程度かかることもありますから、少し余裕を持って予約したほうがいいかもしれません。
ただオーダーメイドのように希望だけ伝えてあとは任せっきりというわけではなく、作業自体を二人で行うので出来上がりを目にしたときの感動は大きいですし、ずっと思い出として残ります。